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現在の状況は、一般の御家庭での古紙リサイクルを個別に行うのは難しくなっています。
1971年のニクソンショック、1985年のプラザ合意と進んできた円高は、途中、2度にわたるオイルショックやバブルのあおりなど紆余曲折はありましたが、一貫して一次産品の相対的値下がりを促し、結果として、経済成長の割には物価が安定しているという現象を来しております。
古紙も製紙原料としてその例に漏れず、ここ30年来年々値下がりが進行し、現在では戦後最低の価格レベル に張り付いたまま、若干の相場の上げ下げを繰り返している状況です。
一昔前ならば、チリ紙交換の車が町内を巡回し、戸別に古紙を回収することも可能だったのですが、それでは、回収員一人当たりの生産性が低すぎるため、現在では、大幅なコスト割れを来し、回収業の経営を維持することが出来なくなっているのです。 |
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そこで注目されるようになったのが古紙集団回収です。
集団回収とは、町内会、子供会、自治会、婦人会、老人会、といった地域の任意団体が主催し、その地域の古紙を取りまとめて、回収業者の手間を省いて、供出古紙を有利に売却しよう、という趣旨で始められたもので、この方式自体には長い歴史があります。
弊社におきましても、古紙集団回収は長年手がけており、地域特性に則した豊富なノウハウ を持っておりますが、最近では、この集団回収も、当初の 「 有利に売却 」 ・・・ |
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の意味合いは薄れ、「 回収システムの維持 」 と 「 ゴミ減量 」 へとウエイトが移っています。
古紙価格の低迷は、ここにも影響を及ぼしていたのです。
現在では、ほとんどの自治体が古紙集団回収を奨励し、実施団体に補助金を支給するなどの奨励制度を設けています。 |
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弊社は創業以来、地域の古紙集団回収を応援し、積極的に取り組んでいます。
自治会・子ども会・PTA・老人会・婦人会・町会などで、集団回収を始めてみよう、あるいは現在も実施しているが、回収条件や実施形態などで回収業者との折り合いが今ひとつ・・・ とおっしゃる団体さまは、豊富なノウハウを持つ弊社に 、ぜひお気軽にお問い合わせください。
助成制度の詳細につきましても、各自治体にお問い合わせいただくか、あるいは弊社までお問い合わせくだされば、丁寧に対応いたします。 |